Mt.Issaikyo
吾妻連峰・一切経山
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8月1日、晴れ
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東北の山旅、今日は福島市と猪苗代町との境にあるにある吾妻連峰のひとつである一切経山です。 この山頂からは、会津磐梯山、安達太良山、遠くには蔵王、月山などの展望が開けます。また、眼下に五色沼を見下ろすことができ、ほとんどの登山者はコバルトブルーに映るこの火口湖を見ることが第一の目的でしょう。
夜明け前の黎明の五色沼を撮ろうと午前2時に浄土平(県営有料駐車場)を出発しました。台風一過の晴天で、満月に近い月が登山道を照らしヘッドランプなしでも歩けるほどでした。 磐梯吾妻スカイラインの中間地点の浄土平はすでに標高1600mです。1949mの一切経山までは一部ガレ場などで歩きにくい道もありますが、たいした行程ではないので日帰りハイキングの気分で山頂を目指します。
蓬莱山を巻きながら経由地の酢ケ平へ向かう途中、火山の噴煙と硫黄の臭いが、御嶽山やつい最近の草津白根山の噴火を思い起こし、いっとき不安がよぎりました。一切経山は今も火山活動を続けている活火山で、山頂付近は広大な岩礫で覆われています。 岩礫帯の登山道では踏み跡がわかりずらいため、霧に包まれたら道を失いそうです。そのため誘導ロープが道に沿って延々と続いていました。
3時30分に山頂到着。満天の星と月が出ているにも関わらず、薄い雲が山を覆いながら流れていました。しばらくして西の空が赤く染まり始めましたが、雲の流れは相変わらず続いています。その雲の切れ間をねらって黎明の五色沼をなんとか撮ることができました。
見え隠れする暁の空と五色沼
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日が昇るにつれ、雲はすっかり晴れました
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一切経山から安達太良山(正面最奥)を展望
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Nikon Digital