Mt.Gassan
山形県・月山
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6月22日、曇りのち晴れ
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姥沢登山口からリフトを利用しないで登ろうと思いましたが、前日にリフト係の方から夏道は残雪で分断されているのでルート不明瞭と聞いていたので、やむなくリフト利用での登山となりました。
リフト索道の草地には一面ニッコウキスゲが咲き、足元に花を眺めながらの空中散歩です。
リフトを降りると景色は一変して残雪豊富な雪渓が目の前に広がっていました。6月下旬というのにその雪の多さはさすが月山だなと感心しました。
この日は梅雨前線が南へ下がり朝から快晴になるはずでしたが、予報に反して山は厚い雲に覆われ、一面のガスです。写真撮影は無理かもしれないと思うとカメラの三脚が一層重たく感じます。視界がほとんどない中、月山への通過点である姥ヶ岳へは急な雪渓を誘導ロープたよりに行くことになるので、安全のためアイゼンを付けて登山開始です。
山頂に着くと雪はなく、チングルマがわずかに咲き残っていました。雪が解けた稜線上の登山道はどこも同じで、途中の金姥付近にもチングルマの大きな群落がありましたが花は終りでした。 姥ヶ岳から牛首を経て月山山頂へ。昼を過ぎ山頂を後に戻り始めても相変わらずガスの流れは続いていましたが、牛首付近に下降した頃からしだいに雲に切れ目が出始めてきました。日が差し始めると雲の影が山肌を流れ、雪渓を陰と陽に分けて予想外の撮影チャンスです。ガスで写真撮影はあきらめていたので、いそぎカメラをセットし光の移りを見極めながらシャッターをきりました。
登山終盤で思いがけなくフォトジェニックな残雪の山を撮ることができました。
姥ヶ岳から月山へ続く稜線(右上が月山山頂)
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新緑と残雪のゼブラ模様がきれいな尾根
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姥ケ岳への尾根、後方は朝日連峰の山並み
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Nikon Digital